01仕組み
7 日間の受付期間に USDG を拠出する。その後およそ 1 か月にわたってリリース(段階的なロック解除)される BRIM を受け取る。
- 7 日間の受付期間に USDG を送る。
どのアドレスからでも、どの日でも、任意の金額を拠出できる。上限はなく、イベント成立のための最低調達額もない。後日追加することもでき、各入金には、その入金日の条件が適用される。
- 1 BRIM 当たり 2.5 USDG で受け取る。
250 USDG で基本割当の 100 BRIM を購入できる。早い日の拠出には最大 3% が加わる。Ripe ガバナンスポイントで得た Juice 枠、またはホワイトリスト枠があれば、枠内の USDG に対して、それぞれ 10% または 5% が加わる。
- USDG が器を満たす。
70% はすべての BRIM を裏付ける準備資産となり、20% は BRIM/USDG プールの初期資金、10% は運用デスクの資金となる。各 BRIM は 1 USDG の裏付けで始まる。準備資産は USDG で始まり、トークン化株式のバスケットへ移行する計画である。
- Brim が稼働し、BRIM のリリースが始まる。
受付期間中にリリースされるものはない。ローンチから、拠出日に応じて 24〜30 日間でトークンが線形にリリースされる。リリースに合わせて受け取っても、後で受け取ってもよく、受取期限はない。
- 保有、ステーキング、取引、償還。
リリース済みの BRIM は、ウォレットで保有することも、ステーキングし、Waterfall を通じて収入で裏付けられた報酬を得ることもできる。プールで取引するか、Tap を通じて償還し、準備資産の比例持分を受け取ることもできる。有限の Well が補うのは、ステーキング報酬の目標に対して残る不足分だけであり、引出量の制限に従う。
- Robinhood Chain のウォレット。First Fill はこのチェーン上で行われる。
- Robinhood Chain 上の USDG。USDG(Global Dollar)は、Paxos が発行する米ドルに裏付けられたステーブルコインである。受け入れるのは USDG のみで、USDC ではない。
- 10% ボーナスを希望する場合は Juice。Ripe ガバナンスポイントは、今から Ripe で獲得できる。First Fill では、そのスナップショットを固定する。現在の Ripe ランキングを見る。
- 今はまだ送金しないこと。日程とホワイトリストの 500 アドレスは、@Brim_HQ で発表する。
02支払う額と受け取るもの
ボーナス適用前は 1 BRIM 当たり 2.5 USDG。早期参加や資格に応じて BRIM が加わり、価格が上がることはない。
標準価格は 1 BRIM 当たり 2.5 USDG である。枠の有無にかかわらず、すべての拠出に、その日の早期ボーナスが加わる。Juice 枠またはホワイトリスト枠があれば、枠内の USDG にさらにボーナスが加わる。ボーナスは複利計算せずに加算する。BRIM 当たりの実質支払額は下がるが、標準価格は変わらない。
1 USDG の裏付けを持つ BRIM が 2.5 USDG である理由
したがって、ボーナス適用前に拠出者の割当を裏付ける簿価は 100 USDG、つまり償還手数料を引く前で支払額の 40% である。残りはプールの初期資金、運用デスクの資金、有限の Well の在庫となる。Well が補うのは、Waterfall の報酬を適用した後に、目標に対して残る不足分だけであり、引出量の制限に従う。拠出者自身の早期・資格ボーナスも、この 75 BRIM から充てられる。簿価が 1 のときに 103 BRIM すべてを償還すると、Tap の 2% の手数料を引いた受取額は約 100.94 USDG となる。05 で、この例と二つの退出方法を示す。
この 20% は、フルレンジの BRIM/USDG プールの USDG 側を賄うもので、BRIM 供給量の 20% ではない。プールと Mill の資産は、準備資産の裏付けに含まれない。経費は Mill の 10% から支払うため、調達額が小さければ、準備資産、プール、デスク予算も小さくなる。
初期 BRIM の配分先
ボーナスが最大となる例での、初期 BRIM 供給量の配分。すべての拠出が 1 日目で、Juice とホワイトリストのボーナス枠を全額利用すると仮定する。
- 拠出者
- 61.71%基本割当 BRIM + 拠出に伴うすべてのボーナス
- Well
- 21.86%ステーキング報酬の在庫
- 流動性プール(LP)
- 11.43%プールの USDG とペアになる BRIM
- Ripe 週次報酬
- 5%12 か月分の Ripe 週次報酬
拠出ボーナスが少ないほど、Well に残る BRIM は多くなる。想定する準備資産評価額の下では、拠出時期とボーナス利用状況に応じて、その割合は約 21.86%〜26.43% となる。
ローンチ後の新規 BRIM は、ダッチオークションを通じて発行される。現在の設定では、その時点の簿価の 5 倍から始まり、完売するまで 1.10 倍に向かって価格が下がる。実際の条件はガバナンスが設定する。First Fill は、固定価格で行う唯一の募集であり、早期ボーナスが付くのもこの回だけである。後のオークションでは、入札者が待てば、より低い価格倍率で約定する場合がある。また、準備資産に株式が入ると簿価自体も動く。したがって、First Fill の価格は固定されているが、最安値を約束するものではない。
03追加の BRIM
二つのボーナスには、それぞれ個人枠の上限がある。拠出額には上限がない。
拠出額に上限はない。上限があるのは、各資格ボーナスの対象となる金額であり、それが各参加者の枠となる。枠を超えた USDG でも、標準価格で BRIM を購入でき、その日の早期ボーナスも付く。
ホワイトリストボーナス BRIM を 5% 加算
500リストのアドレス数は、この数まで
ホワイトリストに載るのは 500 アドレスのみ。枠内の USDG には 5% が加わる。500 アドレスで、総調達額の最大 20% に相当する枠を、ウェイトに応じて分け合う。
リストとウェイトはオンチェーンで固定し、入金受付前に公開する。@Brim_HQ で確認できる。
Juice ボーナス BRIM を 10% 加算
0.1%資格に必要な Ripe 累積ポイント全体に対する割合
First Fill で固定するスナップショットの時点で、累積した Ripe ガバナンスポイント(Juice)全体の 0.1% 以上を保有するアドレスは、枠内の USDG に対して 10% の加算を受ける。Juice 枠の合計は、総調達額の最大 40% を対象とする。
ポイントは今から Ripe で獲得できる。現在の Ripe ランキングを見る。
同じ 250 USDG、三つの例
いずれも 1 日目の拠出で、ローンチから約 24 日間でリリースされる。枠を使う例では、該当する枠が 250 USDG 全額をカバーすると仮定する。ボーナスは複利計算せずに加算するため、BRIM 当たりの支払額は下がるが、標準価格は 2.5 USDG のままである。同じ USDG に両方のボーナスは付かない。Juice を先に適用し、残額にホワイトリストを適用する。
追加ボーナスの対象者
ボーナスの対象となる金額は、最終的な受入総額の一部を三つの配分プールに分け、各参加者に枠として割り当てたものである。Juice のスナップショットは First Fill 時に一度取得し、固定する。最低基準の 0.1% を満たすアドレスは、二つの Juice 配分プールの対象となる。誰でも任意の額を拠出でき、これらの配分プールが決めるのは、その拠出に追加の BRIM が付くかどうかだけである。
自分の Juice 枠は、累積プールと直近プールから自分に割り当てられた金額の合計である。どちらの部分も加算率は同じ 10% であり、20% にはならない。自分のホワイトリスト枠は、ホワイトリスト配分プールに対するウェイトに応じた持分で、加算率は 5% である。調達額の少なくとも 40% には資格ボーナスが付かず、未使用枠があれば、その割合はさらに大きくなる。各配分プールの大きさは最終総額に対する割合であるため、受付終了までは推定値であり、調達額が増えても枠が縮むことはない。計算例と詳しい条件を読むか、受け取る BRIM を試算する。
04受け取れる時期
受付期間中のリリースはない。ローンチから 24〜30 日間で線形にリリースされる。
株式への移行は、別の工程として進む。ガバナンスが承認した購入は稼働前に始まる場合があり、プロトコルの稼働と並行して、準備資産の株式バスケットへの移行が続く。
日数は、ブロック数で測る期間を暦日でおおよそ表したものである。ベスティングを担う Decanter でのリリースはローンチの完了時に始まり、拠出時に始まるわけでも、受付終了と同時に自動で始まるわけでもない。1 日目の拠出分は約 24 日後、7 日目の拠出分は約 30 日後にリリースが完了する。「24 日間」とは、それまでに全額がリリースされ、途中でも一部を受け取れるという意味であり、24 日目まで全額がロックされるという意味ではない。First Fill には別途のクリフはない。割当はローンチから線形に累積し、累積した分を受け取れる。開始時の一括リリースはない。
リリースに合わせて受け取っても、後で受け取ってもよい。待っても失われるものはなく、リリースが完了すれば全額を受け取れる。リリース済みのトークンはウォレットで受け取ることも、直接ステーキング(Basin)へ送ることもできる。未リリースのトークンは、Tap が開いていても償還できない。
各日は、暦上の日付ではなく、受付開始から連続する 24 時間の区切りである。各入金には、その入金日のボーナスと期間が適用される。1 日目に少額を入金しても、後の追加拠出に 1 日目の条件を確保することはできない。
異なる日に追加拠出する場合
同じアドレスからのすべての入金は、そのアドレスの最終的な Juice 枠とホワイトリスト枠を共有する。確定したボーナストークンは、各日の USDG 拠出額に比例して分けられ、それぞれの日のリリーススケジュールに従う。早期ボーナスは各日固有のままである。早く入金しても、そのアドレス全体のボーナスのリリースが早まるわけではない。
2 回に分けて入金する例。1 日目に 250 USDG、7 日目に 250 USDG を拠出し、最終 Juice 枠が 250 USDG、ホワイトリスト枠はないとする。受取額は基本割当 200 BRIM、Juice ボーナス 10 BRIM、早期ボーナス 3 BRIM となる。Juice ボーナスの 10 BRIM は均等に分かれ、ローンチから 108 BRIM が 24 日間、105 BRIM が 30 日間でリリースされる。合計は 213 BRIM である。
計算ツールは、単独の 1 回の拠出を示すものである。複数の入金日の照合や、枠の更新は行わない。
05稼働開始後
すべての BRIM は 1 USDG の裏付けで始まり、準備資産はトークン化株式のバスケットへ向かう。償還、取引、ステーキングができる。
簿価は、準備資産の価値を BRIM の総供給量で割った値である。当初の簿価 1 USDG は出発点であり、米ドルへのペッグではない。準備資産がトークン化株式へ移ると、簿価もその価格に応じて上下する。市場価格は簿価とも標準価格とも異なり得る。流動性への資金配分は、市場価格を固定するものでも、リリースされたトークンをプールが吸収できると保証するものでもない。
二つの退出方法
Tap を通じた償還。Tap は、利用可能な BRIM と引き換えに、その時点で準備資産が保有する資産の比例持分を、償還手数料を差し引いて現物で支払う。当初は主に USDG だが、バスケットの構築が進むと、トークン化株式の割合が高まる。これは返金ではなく、特定の将来のバスケットに対する請求権でもない。現行コントラクトの手数料は 2% であり、トークン単位の端数処理前で簿価の 98% を支払う。ガバナンスが変更でき、プールの通行料とは別である。
プールでの取引。BRIM/USDG プールにはローンチ時に資金が配分される。Brim のプールでは、どちらの取引方向でも通行料がかかる。両ペーパーで公開しているローンチ時の設定は売却時 5%、購入時 3% であり、ガバナンスによる変更の対象となる。誰でも流動性を提供できる仕組みは計画されているが、まだ実装されていない。売却や償還ができるのは、リリース済みで利用可能な BRIM だけである。
1 日目に一般参加で 250 USDG を拠出すると、早期ボーナスを含めて 103 BRIM を受け取る。24 日間のリリースがすべて完了し、簿価が 1 BRIM 当たり 1 USDG のまま、準備資産がすべて USDG、手数料が 2% と仮定すると、トークン単位の端数処理前の償還額は 100.94 USDG(103 × 0.98)となる。実際の償還には、その時点の簿価と手数料が適用される。
当初の裏付け比率と初期供給量
| 拠出 | 拠出した USDG 当たりの当初の裏付け |
|---|---|
| 一般参加 | 40% |
| 全額がホワイトリスト枠内 | 42% |
| 全額が Juice 枠内 | 44% |
ボーナス分も償還できる。1 日目に拠出する 250 USDG 全額が Juice 枠内なら、113 BRIM を受け取る。一般参加の償還例と同じく、全額リリース済み、簿価不変、準備資産がすべて USDG、手数料 2% と仮定すると、トークン単位の端数処理前の償還額は 110.74 USDG(113 × 0.98)となる。それでも、元の 250 USDG が戻るわけではない。
これらは簿価に基づく概算比率であり、返金額でも、すぐに受け取れる金額でもない。早期ボーナスが付くと比率は上がる。償還には、リリース済みで利用可能なトークンが必要であり、その時点の簿価と手数料が適用される。米ドル建てでの資金回収や、稼働初日の流動性は約束されていない。
初期供給量には、未リリースのトークンとすべての割当を含む。割り当てられた BRIM 自体は準備資産ではない。供給量は、精算時に実際に保有する USDG と株式の測定評価額に従う。残高、評価額、割当の整合性は、なお照合する必要がある。資金の 70% を準備資産に配分する予算は、資産転換や価格変動の後も市場価値が一定であるという約束ではない。
準備資産の中身
準備資産を主にトークン化株式で構成する計画である。トークン化株式のバスケットを BRIM に変えることが、Brim の目的である。First Fill は USDG を集めるため、準備資産は主に、またはすべて USDG で始まり、そこから株式へ移行する。ガバナンスが稼働前に一部の株式購入を承認する場合もある。当初の構成は未発表であり、株式の購入は稼働開始の要件ではない。精算と稼働前確認の完了後にローンチする。
各株式は、事前に定めて公開する規則に従い、ガバナンスの承認を得てバスケットに入る。ローンチ前に購入する場合の保管方針も、支出前に定める。移行の速度と方法はまだ確定していない。準備資産に株式が入ると、簿価はその市場価格に応じて上下する。USDG には固有の発行者リスクがある。プロトコルの存続期間を通じて、構成は変化し続けると考えるべきである。
ステーキングと Well
ステーキングでは、Waterfall を通じて収入で裏付けられた BRIM 報酬を得る。Well が補うのは、報酬目標に対して残る不足分だけであり、引出量の制限に従う。Well はローンチ時に確保する有限の BRIM 在庫で、初期供給量のおよそ 22〜26% に当たる。拠出者の BRIM、ボーナス、流動性、週次報酬を差し引いた残りであるため、ボーナスの受取量が少なければ Well は大きくなる。収入で裏付けられた報酬は、Well ではなくステーキングプールに発行される。プロトコル内に新規発行で Well を補充する経路はない。Well からの支払いは既存の BRIM をステーカーへ移すものであり、それ自体で新たなトークンを発行したり、簿価を変えたりはしない。受取量は、誰が、どれだけ、どの程度の期間ステークするかによって変わる。拠出しても、固定の持分が確保されるわけではない。BRIM のリリースに合わせてステークすれば参加できる。
Well 全額分配のシナリオ:ステーキングで変わり得ることと、その前提
ステーキングによって、保有する BRIM 当たりの実質コストが下がる場合がある。以下の例では、初期 Well の全額を、First Fill 拠出者にステーク量に比例して分配する。これは到達点を示すものであり、スケジュールではない。
1 日目の一般参加では、250 USDG の拠出で 103 BRIM から始まる。First Fill 拠出者が比例してステークし、初期 Well の全額を受け取ると仮定すると、その拠出に対応する保有量は約 139.48 BRIM となり、保有する 1 BRIM 当たりの拠出額は 1.79 USDG となる。
標準価格は 1 BRIM 当たり 2.5 USDG のままである。一般参加の当初の裏付けは、ボーナスと償還手数料の適用前で 40% である。1.79 という数値は、Well 全額分配のこの例にのみ当てはまる。
すべての枠を全額利用し、全拠出が 1 日目でリリース期間も 24 日間にそろい、簿価は 1 USDG のまま、微小な端数残高を考慮する前の初期 Well 全額を理想的に分配すると仮定する。他の参加者のステーク、週次報酬の元本、その他の発行や収入、その後の Well への補充、手数料、退出は含めない。実際の参加状況と時期によって持分は変わり、Well の全額を受け取れる保証はない。
Well の割当と実質コストの表
準備資産の価値が拠出額の 70% に等しく、Juice とホワイトリストを全額利用する場合、初期 Well は拠出時期に応じて供給量の約 21.86%〜23.57% となる。利用状況と時期のすべての組合せでは、約 21.86%〜26.43% となる。固定の割合ではなく、準備資産の実際の評価額も関係する。
| 拠出 | 当初の BRIM | Well 分配後の BRIM | 保有 BRIM 当たりの USDG |
|---|---|---|---|
| 一般参加 | 103 | 139.4792 | 1.7924 |
| 全額ホワイトリスト枠 | 108 | 146.2500 | 1.7094 |
| 全額 Juice 枠 | 113 | 153.0208 | 1.6338 |
このモデルで拠出者全体の USDG 拠出額を保有 BRIM 総量で割った値は、当初の変わらない簿価の約 1.71 倍となる。個々の結果はボーナス資格によって異なる。規模の例として、拠出総額が 1,000 万 USDG なら、拠出者の当初の保有量は 4,320,000 BRIM、Well は 1,530,000 BRIM となる。全額を受け取れば、拠出者の保有量は 5,850,000 BRIM になる。これはステーキングシェアを通じて保有する原資産の BRIM であり、追加の拠出ボーナスではない。
週次報酬の受取人、プールでの購入者、後の募集の参加者もステークできる。その参加時期によって報酬の持分は変わる。拠出日が混在すれば、リリース速度も異なり、相対的なステーク比率も変化する。この単一日の例は、日付が混在する集団について持分が固定されるとは仮定していない。全額分配は理想化した到達点であり、分配の漸減や最低支払額によって在庫が残る場合がある。この例は、元本回収や、将来の発行・市場損失からの保護を約束するものではない。
06Ripe 週次報酬
Ripe のスコア保有者向けの別プログラム。拠出は不要である。
初期供給量の 5% を使い、Ripe の Juice スコア上位者に 12 か月間、毎週 BRIM 報酬を配分する。First Fill に拠出するかどうかは問わない。各週の予算は二つに分かれ、半分は累積 Juice スコア、半分は直前 14 日間に獲得した Juice に応じて、その週の有資格者の間で比例配分する。資格には、累積した Ripe ガバナンスポイント全体の 0.1% 以上が必要で、毎週新しいスナップショットで判定する。現在の Ripe ランキングを見る。資格を得た週ごとに有効化すると、報酬は 30 日間でリリースされ、ステーキングに入る。資格を得るために BRIM の保有やステークは必要ない。
| 比較項目 | 拠出に対する Juice ボーナス | Ripe 週次報酬 |
|---|---|---|
| 拠出・ステークの要否 | 受付期間中の USDG 拠出 | 不要。拠出もステークも必要ない |
| スナップショット | First Fill 時に一度固定 | 12 か月間、毎週更新 |
| 受け取るもの | 枠内の USDG に対して BRIM を 10% 加算 | 供給量の 5% を原資とする、その週の予算の比例持分 |
| リリース | 拠出分とともに、ローンチから 24〜30 日間 | 有効化から 30 日間で、ステーキングへ |
週次報酬の仕組み
週次報酬は拠出ボーナスとは別であり、毎週新しいスナップショットを使い、拠出も既存のステークも必要ない。リリース期間は有効化から 30 日間であり、受取先はステーキングのみである。
各週の予算は、まだ割当が確定していない残高を、その週を含む残りの予定週数で割った額となる。半分は累積 Juice スコア、半分はその週のスナップショット前 14 日間の獲得 Juice に従う。それぞれの半分について、その対象資格を持つアドレスの間で比例配分する。対象者のいない半分は未割当のまま残り、もう半分へ振り替えて配分することはない。
- 資格を得た週ごとに有効化する
その週の受付期間内に有効化する。
- 有効化した時点から30 日間でリリース
有効化すると、原資を確保した線形リリースが始まる。
- トークンのリリースに合わせてステーキングで受け取る
週次トークンの受取先はステーキングのみ。通常の退出方法は利用でき、新たなロックはない。
有効化を逃すと、その週の受取機会を失う。有効化済みのリリース分は、12 か月を過ぎても本人のものである。未有効化の在庫だけが繰り越され、最後の受付期間後に Well へ移る。
報酬日程はローンチを基準とする。正確な開始までの間隔と終了の扱いは、今後発表する。ある週のスコアが期限までに公開されなければ、その期間はスキップされ、在庫は利用可能なまま残り、プログラム期間は延長しない。これは、公開済みの期間に有効化を逃す場合とは異なる。
一度有効化すれば、その後の受取りは有効化期限に縛られない。ステーキングに入った後は通常の退出条件が適用される。Basin では、引き出し(アンステーク)のクールダウンを経ずに、ステークした状態から Tap を通じて直接償還できる。この場合、Tap の手数料と通常の償還条件が適用される。
07試算する
拠出によって、どれだけ受け取れるか。
標準価格 2.5 USDG では、250 USDG で基本割当の 100 BRIM を購入できる。金額と日を選ぶと、早期ボーナス、リリース期間、実質コストが分かる。枠があれば追加して試せる。
受け取る BRIM を試算する
例:250 USDG、1 日目、一般参加
金額と日を入力するか、設定例を選ぶ。ボーナスを試したい場合は、Juice 枠またはホワイトリスト枠を追加する。これは 1 回の拠出の試算であり、リアルタイムの提示価格や、正確なオンチェーン受取額を示すものではない。
対話式の計算ツールには JavaScript が必要である。以下の計算例はそのまま閲覧できる。
拠出の一部だけがボーナス対象となる場合
枠が一部をカバーする例。1 日目に 250 USDG を拠出し、Juice 枠が 100 USDG、ホワイトリスト枠が 50 USDG あるとする。
基本割当 100 + Juice 4 + ホワイトリスト 1 + 早期 3 = 108 BRIM。一般参加分にも早期ボーナスは付く。113 BRIM という結果が、拠出全体に自動的に当てはまるわけではない。
ボーナス枠:計算例と詳しい条件
Ripe の Juice スコア上位者(Top Juicers)とは、First Fill で固定するスナップショットの時点で、累積 Ripe ガバナンスポイント全体の 0.1% 以上を持つアドレスを指す。RIPE トークン残高による判定ではない。Ripe ランキングが示すのは現在の順位であり、固定済みのリストではない。直近プールでは、スナップショット時点までの 14 日間に獲得したポイントを数える。各配分プールの持分は、一度も拠出しないアドレスも含めた、すべての有資格アドレスを分母として求める。その配分プールのポイントがゼロなら持分はなく、対象ポイントがない配分プールからは枠が割り当てられない。未使用枠によって、他の人の枠が増えることはない。
ホワイトリストの 500 アドレスは、正のウェイトに比例して配分プールを分け合う。分母には、拠出しないアドレスも含め、500 アドレスすべてを含める。ウェイトが大きいほど対象額が増えるが、加算率は上がらない。アドレスとウェイトはオンチェーンで固定し、入金受付前にコントラクトとともに公開する。ただし、ガバナンスによるアップグレードの対象となる。対象者とウェイトは未発表であり、階層区分や集中度の上限は採用されていない。
仮のウェイトによる例。受入総額が 1,000 万 USDG、ホワイトリストの総ウェイトが 1,000、自分のウェイトが 5 なら、自分の枠は 10,000 USDG となる。計算ツールの想定ホワイトリスト枠に 10000 と入力する。これらのウェイトは例示であり、公表済みの階層区分ではない。
三つの枠をすべて使う例。累積分の個人枠 100 USDG、直近分の個人枠 100 USDG、ホワイトリストの個人枠 100 USDG があるとする。1 日目に 300 USDG を拠出すると、まず Juice 枠 200 USDG、次にホワイトリスト枠 100 USDG を使う。300 USDG 全額に 3% の早期ボーナスが付き、基本割当 120 + Juice 8 + ホワイトリスト 2 + 早期 3.6 = 133.6 BRIM となる。
同じ枠でも、拠出額が 200 USDG なら Juice 枠だけを使い、基本割当 80 + Juice 8 + 早期 2.4 = 90.4 BRIM となる。ホワイトリスト枠は未使用のまま残り、同じ資金にさらに 5% のボーナスが付くことはない。
これらの上限が制限するのはボーナスであり、参加ではない。アドレスごとの拠出額に上限はなく、枠を超える USDG は一般参加の条件で受け入れる。拠出額の少なくとも 40% には一般参加の条件が適用され、ボーナス枠が未使用なら、その割合はさらに増える。追加拠出でも同じ枠を共有し、新しい枠は生まれない。受付期間中の枠は、その時点の受入総額に基づく推定値であり、終了時の総額で確定する。総額が増えても、枠が減ることはない。
| 拠出日 | 早期参加による BRIM の加算 | ローンチからの線形リリース |
|---|---|---|
| 1 日目 | 3.0% | 24 日間 |
| 2 日目 | 2.5% | 25 日間 |
| 3 日目 | 2.0% | 26 日間 |
| 4 日目 | 1.5% | 27 日間 |
| 5 日目 | 1.0% | 28 日間 |
| 6 日目 | 0.5% | 29 日間 |
| 7 日目 | 0.0% | 30 日間 |
すべての拠出に、その日の加算率を適用し、枠に基づくボーナスは別途加える。リリースはローンチ時に始まり、開始時の一括リリースはない。各日は、受付開始から連続する 24 時間の区切りである。1 日目と 7 日目の比較例を見る。
計算式
USDG 建ての単独の拠出額を x とすると、計算ツールはまず Juice 枠を適用し、残額にホワイトリスト枠を適用する。各ボーナスは標準価格を使って計算し、複利計算せずに加える。トークン量は各項ごとに小数点以下 18 桁で切り捨てる。USDG の入力は小数点以下 6 桁までである。
- 基本割当 BRIM
- x ÷ 2.5
- Juice ボーナス
- Juice 対象分 ÷ 2.5 × 10%
- ホワイトリストボーナス
- ホワイトリスト対象分 ÷ 2.5 × 5%
- 早期ボーナス
- x ÷ 2.5 × その日の加算率
- BRIM 合計
- 基本割当 + Juice + ホワイトリスト + 早期
- 自分の Juice 枠
- 20% × 最終受入 USDG 総額 × 有資格者の累積ポイントに占める自分の割合 + 20% × 最終受入 USDG 総額 × 有資格者の直近ポイントに占める自分の割合
- 自分のホワイトリスト枠
- 20% × 最終受入 USDG 総額 × 自分の割当ウェイト ÷ 拠出しないアドレスも含むホワイトリスト 500 アドレスの総ウェイト
- 初期供給量
- 2.5 × 準備資産の測定評価額 ÷ 標準価格(評価額と価格は同じ単位)
- Well
- 初期供給量 − 拠出者への基本割当とボーナス − 流動性用 BRIM − 週次報酬在庫
- 週次予算
- 未割当の BRIM 残高 ÷ 当週を含む残りの予定週数
各 Juice 枠とウェイトに基づくホワイトリスト枠は、個人の持分を適用した後、USDG の単位で一度切り捨てる。ポイントの分母がゼロなら枠もゼロとなる。実際の精算では、アドレスからのすべての拠出を集計し、拠出日ごとに早期ボーナスを計算する。確定した基本割当と Juice・ホワイトリストのボーナストークンを、各日の USDG 拠出額に比例して配分し、それぞれのリリーススケジュールに従わせる。受付は 168 時間で終了し、各日の境界から次の日の条件が適用される。この計算ツールは、ウォレットの履歴を照合するものではない。
08拠出する前に
今後発表されること、信頼を置く対象、そして今できること。
- 日程と締切、公式の拠出先アドレス。
- 固定した Juice スナップショットと有資格者リスト。
- ホワイトリストの 500 アドレスと、それぞれのウェイト。
- 資産の保管、精算、ローンチ不成立時の条件。ローンチを完了できない場合の資金の扱いは、まだ決まっていない。
信頼を置く対象。Brim はガバナンスのマルチシグによってアップグレードできる。したがって、参加は、そのガバナンスと開発者を信頼することを意味する。ホワイトペーパーの「限界について、率直に」で述べる限界は、ここにも同じく適用される。拠出は、一度送信すると取り消せない。
- Robinhood Chain 上の USDG を用意する。USDG のみで、USDC ではない。
- 10% ボーナスを希望するなら、Ripe で Juice を獲得する。スナップショットは First Fill 時に固定する。
- 日程とホワイトリストは、@Brim_HQ で確認する。
今はまだ送金しないこと。公式アドレスは、このページと @Brim_HQ でのみ公開する。チームがダイレクトメッセージで送金先アドレスを送ることはない。
本ページは、各ペーパーがジェネシスと呼ぶイベント、First Fill の現在の条件を説明する。ホワイトペーパーとイエローペーパーでは、その基盤となるプロトコルを説明する。設計更新日:。